2022/03/04
NC旋盤はNCタレット旋盤・NC正面旋盤・NC立旋盤等がある
切削加工をするにはNC旋盤が必要になりますが、NC旋盤はいろいろな種類があり、目的や用途に応じて使い分けます。この記事では、NCタレット旋盤とNC正面旋盤、NC立旋盤のそれぞれの特徴と用途などを説明します。
外山精機工業株式会社では、大型NC旋盤加工・マシニングセンタ切削加工をはじめとする各種機械加工を承っております。設計段階からのご提案も行っておりますので、機械加工の依頼をお考えの方はぜひご相談ください。
NCタレット旋盤
NCタレット旋盤は、タレットという旋回する刃物台を設置しているNC旋盤のことです。タレットには様々な種類の工具を取り付けることができ、必要に応じて工具を交換することで、様々な切削加工が可能になり、同じ部品を大量生産するのに向いています。
NCタレット旋盤に設置するタレットは六角型と平型、ドラム型があり、一般的には六角型が使われています。六角型のタレットは1回転で6工程の加工をすることができます。
NC正面旋盤
NC正面旋盤は正面削りに特化した旋盤で、長さに比べて外径寸法が大きな円板状加工物を工作する際に使用されます。NC正面旋盤は大きな面板を持っていることが特徴で、大きな加工物の切削加工が可能になります。
普通旋盤ではチャックを取り付けますが、NC正面旋盤はチャックの代わりに面板を取り付けます。往復台は面板に対して水平に移動して切削加工を行います。
倣い装置を持っているNC正面旋盤のことをNC倣い旋盤といい、コピー元と同じ工作物を作ることができます。NC倣い旋盤は同じ工作物を大量に複製するのに適しており、複製を効率的に行えます。
NC立旋盤
NC正面旋盤は往復台が水平方向に移動するのに対して、NC立旋盤は主軸が垂直方向にあり、上から下に刃物が移動して旋削します。主軸が垂直になっているため、主軸の歪みを少なくすることができ、高精度の加工ができることがNC立旋盤のメリットです。
NC立旋盤は重量物や外径寸法が大きな物でも加工することができ、正面旋盤では加工できない大きなものでも、NC立旋盤なら加工することができます。NC立旋盤は大きな物や重量物の加工に最適ですが、小物部品を大量に生産する際には、NC自動旋盤が適します。
NC旋盤の種類には、NCタレット旋盤やNC正面旋盤、NC立旋盤などがあり、用途や目的に応じて使い分けます。
外山精機工業株式会社は様々な種類のNC旋盤を導入しており、あらゆる切削加工に対応しております。詳しい設備については設備紹介のページでご案内しております。
大型NC旋盤加工・切削加工・マシニング加工などの機械加工は設備が充実している外山精機工業株式会社にお任せください。設計等のご相談や見積もりの依頼等はお気軽にお問い合わせください。
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